唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
D60の後継機は・・・
Nikon(ニコン)から、D60が発表された(発売は発売は2月22日)。D60はD40Xの後継機であるが、D40Xsという名前になるだろうとの郷秋<Gauche>の予想を裏切り、D60というまったく新しい名前を与えられての登場である。
これでNikonのAPS-C DSLR入門・中級、つまりD二桁シリーズは、D40、D60そしてD80の3機種が受け持つことになった。
D40は、その低価格を武器に、Nikon DSLRの底辺を受け持ち、コンパクトデジタルからの買い替え層をターゲットに引き続き販売されるようである。となると、このレンジの次にモデルチェンジするのは2006年登場のD80と言うことになる。D80が正常進化するならば、その名称(型番)はD90だろうな。
ならば、D60が約1年後にモデルチェンジした時の名前は? D70は既に使われた。D80は既に存在する。D90はD80の後継機が使うだろう。ならばD100か?残念ながらこれもすでに使われているし、現D80よりも大きな番号はまずいだろう。つまり、Dの後の数字の桁数によって、フラッグシップ、中級、入門とクラス分けされ、更に数字が大きい方がより高級機(後発機)だと言うヒエラルキーがあるからだ。
同様にD40の後継機が使うべき型番は、順当に考えればD50だが、これもまた既に使われている。D10、D20、D30が空番だが、これはD40よりも更に下のクラスが使う番号となるだろう。となると、苦し紛れのD40sか?
Nikon DSLRのフラッグシップ、D一桁シリーズは、1999年のD1登場以来、数字の後にXを付けたりさらにsを付けたりしながらではあるが、8年後の2007年にようやくD3が登場している。フィルムのフラッグシップと同様に、D4、D5、D6と進化してゆくのだろうけれど、付けるべき型番はまだ十分に残っている。
同様にDSLR中~上級機(最近ではAPS-Cセンサー搭載のフラッグシップと呼ばれるようになった)に与えられるD三桁の型番も、2002年のD100登場から5年目にD300が登場し、D1桁シリーズ同様、付すべき型番はまだ十分に残っている。
問題はD二桁シリーズだ。先に書いたように、D60の後継機に付けるべき番号が既に枯渇してしまっているのである。ならばD四桁か? いやいや、Fシリーズにも一桁、二桁、三桁はあったけれど、四桁シリーズはなかったぞ。どうする、Nikon!
今日の1枚は、2007年3月の登場からわずか4か月で「型落ち」になって(されて)しまったD40X。そのD40Xも4か月前に出たばかりのD40を蹴落とすかのように登場したわけだが、今となってみれば、D40はD60登場後も併売されるとのことで、意外やいがい、長寿の予感も漂い始めているのでありました。もっとも、今どきのDSLRとしては、と言うことですが。
さて、興味はD40Xのユーザーのどの程度がD60に買い替えをするかということだが、郷秋<Gauche>は、このパターンは余り多くはないだろうと思うんだな。郷秋<Gauche>自身も多分買い換えることはないだろ。ゴミ取り装置が付いたのと、アクティブDライティングが搭載されことは評価できるけれど、それ以外はD40Xと大きく変わっていないからである。
むしろ買い替えがあるとすれば、D40からの買い替えだろ。なぜなら、今となってはD40の610万という画素数がいかにも少ないように思えるからである。コンパクトタイプのデジタルカメラでさえ800万、1000万という画素数だから、610万画素がいかにもショボイ印象になってしまっても仕方がない。
ただし、画素数のことだけで言えば、610万という画素数は十分以上。多くの家庭にあるインクジェットプリンタでプリントできる最大サイズであるA4や六つ切りワイドなら610万画素でまったく問題ないし、四つ切ワイドに伸ばしても大丈夫なのがAPS-Cセンサー、610万画素というDSLRの実力なのである。
と言うわけで郷秋<Gauche>は、今しばらくはD40Xを使い続けることになることでしょう。もっとも、D40ユーザーからの熱いオファーがあれば考えが変わるかも知れませんが(^^;。
前振りが長くなってしまいましたが、今日の1枚、D40Xは、軽量ボディには軽量レンズということで、Nikkorではなく、元祖「リトルニコン」用に開発されたSeries Eの35mm F2.5を付けての登場です。この組み合わせはホント、軽量コンパクト。レンズの焦点距離も52mm相当となり、まさにお散歩仕様D40Xです。
初代リトルニコンについてはこちら、新旧リトルニコンのツーショットはこちらをご覧ください。
これでNikonのAPS-C DSLR入門・中級、つまりD二桁シリーズは、D40、D60そしてD80の3機種が受け持つことになった。
D40は、その低価格を武器に、Nikon DSLRの底辺を受け持ち、コンパクトデジタルからの買い替え層をターゲットに引き続き販売されるようである。となると、このレンジの次にモデルチェンジするのは2006年登場のD80と言うことになる。D80が正常進化するならば、その名称(型番)はD90だろうな。
ならば、D60が約1年後にモデルチェンジした時の名前は? D70は既に使われた。D80は既に存在する。D90はD80の後継機が使うだろう。ならばD100か?残念ながらこれもすでに使われているし、現D80よりも大きな番号はまずいだろう。つまり、Dの後の数字の桁数によって、フラッグシップ、中級、入門とクラス分けされ、更に数字が大きい方がより高級機(後発機)だと言うヒエラルキーがあるからだ。
同様にD40の後継機が使うべき型番は、順当に考えればD50だが、これもまた既に使われている。D10、D20、D30が空番だが、これはD40よりも更に下のクラスが使う番号となるだろう。となると、苦し紛れのD40sか?
Nikon DSLRのフラッグシップ、D一桁シリーズは、1999年のD1登場以来、数字の後にXを付けたりさらにsを付けたりしながらではあるが、8年後の2007年にようやくD3が登場している。フィルムのフラッグシップと同様に、D4、D5、D6と進化してゆくのだろうけれど、付けるべき型番はまだ十分に残っている。
同様にDSLR中~上級機(最近ではAPS-Cセンサー搭載のフラッグシップと呼ばれるようになった)に与えられるD三桁の型番も、2002年のD100登場から5年目にD300が登場し、D1桁シリーズ同様、付すべき型番はまだ十分に残っている。
問題はD二桁シリーズだ。先に書いたように、D60の後継機に付けるべき番号が既に枯渇してしまっているのである。ならばD四桁か? いやいや、Fシリーズにも一桁、二桁、三桁はあったけれど、四桁シリーズはなかったぞ。どうする、Nikon!
今日の1枚は、2007年3月の登場からわずか4か月で「型落ち」になって(されて)しまったD40X。そのD40Xも4か月前に出たばかりのD40を蹴落とすかのように登場したわけだが、今となってみれば、D40はD60登場後も併売されるとのことで、意外やいがい、長寿の予感も漂い始めているのでありました。もっとも、今どきのDSLRとしては、と言うことですが。
さて、興味はD40Xのユーザーのどの程度がD60に買い替えをするかということだが、郷秋<Gauche>は、このパターンは余り多くはないだろうと思うんだな。郷秋<Gauche>自身も多分買い換えることはないだろ。ゴミ取り装置が付いたのと、アクティブDライティングが搭載されことは評価できるけれど、それ以外はD40Xと大きく変わっていないからである。
むしろ買い替えがあるとすれば、D40からの買い替えだろ。なぜなら、今となってはD40の610万という画素数がいかにも少ないように思えるからである。コンパクトタイプのデジタルカメラでさえ800万、1000万という画素数だから、610万画素がいかにもショボイ印象になってしまっても仕方がない。
ただし、画素数のことだけで言えば、610万という画素数は十分以上。多くの家庭にあるインクジェットプリンタでプリントできる最大サイズであるA4や六つ切りワイドなら610万画素でまったく問題ないし、四つ切ワイドに伸ばしても大丈夫なのがAPS-Cセンサー、610万画素というDSLRの実力なのである。
と言うわけで郷秋<Gauche>は、今しばらくはD40Xを使い続けることになることでしょう。もっとも、D40ユーザーからの熱いオファーがあれば考えが変わるかも知れませんが(^^;。
前振りが長くなってしまいましたが、今日の1枚、D40Xは、軽量ボディには軽量レンズということで、Nikkorではなく、元祖「リトルニコン」用に開発されたSeries Eの35mm F2.5を付けての登場です。この組み合わせはホント、軽量コンパクト。レンズの焦点距離も52mm相当となり、まさにお散歩仕様D40Xです。
初代リトルニコンについてはこちら、新旧リトルニコンのツーショットはこちらをご覧ください。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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> D40ユーザーからの熱いオファーがあれば
誰からですか(笑)
>誰からですか
どなたからでも結構なのですが、特に金沢
方面からのオファーは大歓迎です(^^)。
サブ機で出番が少ないから程度抜群ですよ!
って、
チタンのG4をこっそり2台乗り継いだ実績よもう一度と囁く悪魔の声と、D40で充分さ同じサイズのCCDが1000万画素になったらきっとノイズが増えるからやめときなさい、という天使?の声が交互に聞こえてきます(汗)
まあ、今ので充分なのは確かなんですが。
そもそもこれにする前につかってたのが、200万画素のIXYだからね?
何を撮るのかが問題なんだし…
って、書けば書く程ドツボにはまる(大汗)
記事本文に書いたことと矛盾するようですが、日常的に四つ切にプリントするような使い方をされるのならば1000万画素は欲しいところです。600万画素でもノートリミングならば四つ切も問題ありませんが、トリミングする場合のことを考えると、高画素に越したことはありません。本来的ではありませんが、デジタルズーム的な使い方もできるようになりますので。
一般的な家庭用のプリンターでA4まで、というならば600万画素でオツリが来ます。メモリカードも2GBで十分、バックアップのHDDも小容量でOKと、万事経済的です。
まっ、税理士さんに「必要経費はもっと使った方が良い」と言われているようなら話は別ですが
>D401とかはどうでしょうか?
確かにフィルム時代にはF301、401、601、801という機種が存在していましたね。
面白いのは401、402、403と進むのではなく、401s、401xと進んだこと。この辺りはのネーミング進化法はD2、D2X、D2Xs辺りに引き継がれていますね。
さて、ご提案?のD401ですが、D300の後継機がD400となる可能性が大ですから、そうなると、D401ではD400のバージョンアップ版のような感じがしちゃいませんか?
フィルム時代の最後期にUシリーズがありましたが、あの「U」の字をいただいて、Du401なんてのはありかも知れませんね。ゴロを良くするために更に「o」の字を追加すると、それらしいメッセージも伝えられるようになります。「Duo401」なんてのはどうでしょうか。まったくの思い付きですが
NIKON4桁は昔海外であったような。
>NIKON4桁は昔海外であったような
それは知りませんでした!
各メーカーは、もちろん中長期的なモデル展開を考えているのでしょうが、モデル名まで考えているのでしょうか。
Nikonが比較的早期にモデル名を使い果たしてしまいそうなのに対して、キヤノンの新モデル、「EOS Kiss X2」の名前はよく考えられていますね。X3、X4、X5と進めば未来永劫安泰?